中国アニメが熱い!!女性ファンが熱狂する中華コンテンツの今

2022.01.20 コラム

「羅小黒戦記」「魔道祖師」「天官賜福」などを中心に、中国アニメが一気に日本で展開されはじめました。
すでに日本のアニメ品質に引けを取らない巧みなストーリー描写は世界ではすでに日本「Anime(アニメ)」と並んで、中国「ドンファー(動画)」としてアニメファンの心をつかんでいます。
中国産のアニメ作品が日本に本格的に輸入されたのは2021年からですがアニメを制作するアニメーターの労働環境では日本よりも好待遇だそうです。
日本ではアニメーターと聞くと激務な割に給料が安いというイメージですが、アニメーターの給料が安いといわれるのは、若手時代の給料の安さが原因となっていることが多いのです。
20代のアニメーターの平均年収は110万円ほどで、同じ20代の他業種と比較してみても2倍近く年収に差があるそうです。アニメーターを続けることで画力やスキルが向上すると同時に、年収も上がり40代以上になるころには他の業種の平均年収と大きな差はなくなるようですが、若手時代にはアニメーターの仕事だけでは生活費が支払えないため、その多くはアルバイトなどを掛け持ちしながら仕事を続けています。
また、アニメーターの雇用形態の多くはフリーランスや業務委託となっており、正社員や契約社員として働くアニメーターが少ないことから固定給をもらえる人は少ないのです。
アニメーターの場合には完全出来高制といわれており、どれだけ絵を描けたかが時給や収入に繋がってきます。
若手時代のアニメーターの給料を時給換算すると750円ほどにしかなりません。
日本のアニメーターの給料が異常に低い一方、中国のアニメーターの平均月収は日本円で50万円以上と日本のアニメーターの平均月収に比べて高いそうです。
中国のアニメーターの給料の高さには、中国でのアニメ市場の拡大が背景にあると言われています。
市場拡大を続ける中国のアニメ業界では高品質のアニメを作るためにも日本人アニメーターの引き抜きも激しく、日本の年収の3倍も軽く出せるという現状もあるようです。
日本の有能なアニメーターは中国のアニメーション企業に高額な給与で引き抜きされ、技術やノウハウが海外流出した日本は中国の下請け化する可能性もあるように思います。これは、リーマンショックでリストラを行った日本の国内の製造業の優秀なエンジニアが中国企業に引き抜かれて、国内の技術力が空洞化して、あっという間に追い抜かれてしまった歴史に似ているような気がします。
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