業務マニュアルの動画化で多能工化

2022.01.27 コラム

企業における業務マニュアルは分厚い紙によるものが一般的でしたが、現在では細かいニュアンスや言葉で表現しずらい事まで伝えることができる動画による業務マニュアルが注目を集めています。
少子高齢化による労働力不足は深刻化しており、外国人労働者の受け入れや働き方改革を進めるられていますが、まだまだ充分な問題解決策が必要な状況です。そんな状況下で、マルチにスキルを持ったスタッフを育成する「多能工化」で人手不足の課題に取組む製造業もあります。
日本の製造業の現場では「多能工化」が必然的で「多能工化」することで忙しい工程に労働力を移すことができて平準化される事の他にも担当外のスタッフが新しい作業を覚える事で課題が見つかり業務改善に繋がったりイレギュラーな欠勤による納期遅延を防止するという二次的効果も見込めるところも魅力的なところです。
しかし、立派なマニュアルがあっても社内に浸透していないという事も多々あるのではないでしょうか。マニュアルの定着しない理由としては
・知りたい内容の検索が難しい
・専門用語が多くて分かりずらい
・文字ばかりで読みにくい
・文字だけではわかりずらい
などがあげられますので、如何にわかりやすいマニュアルを作るかが今後の製造現場の命運を分けると言っても過言ではありません。マニュアルを動画にする事でキストや画像だけでは分かりづらい複雑な動きなども分かりやすく伝えることが可能になり、紙だと何ページにも渡って説明が必要なことも動画であれば数分で伝えることができ、製造現場のスタッフも理解が深まるマニュアルとして利用されすでしょう。

動画マニュアルを自社で内作する場合、市販のソフトウェアを利用されことで動画マニュアルを効率的に制作する事ができると思います。
代表的な動画マニュアル制作ソフト
https://tebiki.jp/ (tebiki
https://itutor.jp/ ( iTutor)
https://biz.teachme.jp/ (Teachme Biz)
https://clipline.com/service/ (ClipLine)
https://www.how2work.jp/ (はたらきかたマニュアル)

また、動画マニュアルを制作する際に次のような事を念頭に制作作業に入ると良いかと思います。

どんな動画マニュアルを作るのか、完成形をイメージする
どんな素材が必要になるか、情報を書き出して収集し、整理する。
どんなことを学習してもらいたいかを明確にする。
絵コンテ・台本を作成する
動画の撮影は、明るいところで行うのが基本。
余裕があれば同じシーンを違うアングルで複数カット撮影しておく(撮りなおしのリスクが減ります)。


私たちは映像のチカラで様々な企業様のお力になり社会的役割を担っていきたいと考えています。

ご相談やお悩み等がある方は是非一度お問合せ下さい。

info@minamato-japan.com

https://www.mtv.minamoto-japan.com